神前式一つ一つの儀式に込められた意味
神前式一つ一つの儀式に込められた意味

神前式一つ一つの儀式に込められた意味

神前式の儀式一つ一つには

それぞれ意味が込められています。

今回は玉串奉奠と親族固めの盃で使用する

玉串と榊、御神酒についてご紹介します。

o0640048012925936051

玉串奉奠では榊の枝に紙垂をつけた玉串を用います。

この儀式では自分の魂をのせて神に捧げます。

榊は大幣の持ち手に使われたり

神殿の両サイドにある緑色の布「真榊」として祭られたりと

玉串の他にも、よく利用されています。

榊は常緑樹であり、繁栄の象徴として使われています。

また、榊の字は「木」に「神」という字を組み合わせたものです。

これは「人と神との境の木」ということから作られたといわれています。

 

神前式の最後には、巫女によって注がれた御神酒を

新郎新婦様と御親族の皆様がそろって飲み干す親族固めの盃が行われます。

一緒に飲み干すことによって両家の契りを交わす儀式です。

御神酒を使う理由は御神酒の原材料がお米であるからとされています。

古来から米には漢字の通り「八十八」の神が宿るとされていました。

御神酒はそのお米を原料として作られています。

たくさんの神様を凝縮したものとして神事で使われているそうです。

 

神前式で使われるものにはそれぞれ大切な意味が込められています。

一つ一つの意味を考え、心のこもった素敵な結婚式になりますよう

お客様と一緒に作りあげてまいります。

o0640048012925936052