結婚式へ招く招待状を送り始めたのは
大正時代頃といわれています。
当時の招待状と現在の招待状と比べると
差出人名義の考え方に違いがあります。
現在、一般的に招待状の差出人は
新郎新婦様のお名前にする場合と
ご両家の親御様のお名前にする場合がございます。
ご友人が多く、カジュアルな結婚披露宴にしたい場合に
差出人名義を新郎新婦様のお名前にします。
一方、親御様のお知り合いが多く、
親御様のお名前であるほうがわかりやすい場合、
フォーマルな結婚披露宴にしたい場合には
ご両家の親御様のお名前にします。
かつては、新郎様のお父様のお名前を差出人にしていました。
これは、結婚が家と家との結びつきであるという考えが強かったことと
結婚できるまで一人前に立派に育てた
親の役割、意識から生まれた習慣だと考えられています。
現在では、新郎新婦様と親御様のお名前を一緒に書く方法もございます。
また、送る相手によって差出人をかえることもできます。
差出人の名義はお二人にあった方法で決めていきましょう。