結婚披露宴の雰囲気を作り出すもののひとつである
ウエディングケーキにはさまざまな種類があります。
欧米各国にはそれぞれ伝統的なウエディングケーキがございます。
今回はフランスの伝統的なウエディングケーキ「クロカンブッシュ」をご紹介します。
クロカンブッシュケーキとは
小さなシュークリームにカラメルをつけ、
それを円錐状に高く積み上げたケーキです。
シュークリームの「シュー」は
フランス語でキャベツという意味があります。
欧米には赤ちゃんはキャベツ畑で生まれてくるといわれており、
そのシューを高く積み上げることで子孫繁栄と豊穣を願っていました。
また、クロカンブッシュは
フランスで「ピエス・モンテ」と呼ばれる
塔のように高いお菓子を代表するものであり、
高ければ高いほど幸せになれるといわれています。
ウエディングケーキをクロカンブッシュにした結婚式では
新郎新婦様がシューを取って食べさせあうファーストバイトや
ご列席の皆様へシューを一つずつ配るといった趣向に人気があります。
フランスの伝統的なウエディングケーキ「クロカンブッシュ」は
シュークリームを高く積み上げ、子孫繁栄と豊穣を願っています。
こうした各国の伝統的なウエディングケーキの意味や由来から
ウエディングケーキの種類やデザインをご検討なさってみるのも素敵だと思います。