結婚式当日、たくさんご試着なさった末に決めた
お気に入りのドレスを着た姿をもっと美しく魅せるためには
立ち居振る舞いを意識することが大切です。
立ち居振る舞いの中で見え方が一番変わってくるのは
「立つ」動作と「階段の昇り降り」の動作といわれています。
今回はこの2点に絞ってご紹介します。
まず、立ち方ですが、いわゆる「モデル立ち」が理想です。
これは両脚の内くるぶしが触れるくらいに立ち、
片足を引いて、つま先を30度くらいに開く立ち方です。
上半身は上から引っ張られているようなイメージで
胃を縦に伸ばすように意識すると、
自然とデコルテラインが綺麗に開きます。
新郎様と並ぶ時の立ち位置は少し向き合うように
ハの字をイメージすると、より素敵な印象を与えることができます。
階段を昇る時、例えばメインテーブルに戻る際の段差では
新郎様にブーケを預けて両手でスカートを持って
ゆっくり昇っていくようにすると優雅でスマートに見えます。
階段を降りる際は、シャッターチャンスでもありますね。
ずっと下を向かず、出した足のかかとで階段を擦るような気持ちで
重心を後ろにかけて降りるようにすると綺麗です。
立ち方、歩き方次第でドレス姿はもっと美しくなります。
お時間のある時に練習なさってみてはいかがでしょうか。